コストの壁を打ち砕く

AUTO CADのライセンスを設計者すべてに配布できたとしても、それで問題が解決するわけではありません。AUTO CADは定期的にバージョンアップしていますから、その度に再びコストがかかってくるのです。コスト削減のために、旧バージョンのままで設計をしているという人もいるでしょう。しかし、設計に関わる仕事では、他社とのやり取りが発生してきます。他社に送付したファイルがバージョン違いで開かない、逆に送られてきたファイルを開けないというのでは、コミュニケーションにも支障がおよびかねません。

業務をスムーズに進め、なおかつコストダウンするためには、AUTO CADの互換ソフトウェアを上手に活用することが重要です。バージョンアップをしても、すべての社内ユーザーがすべての機能を使用するとは限りませんから、コアなユーザーにだけAUTO CADのライセンスを配布し、他のユーザーには互換ソフトウェアを配布すれば、大きなコストダウンにつながります。

コンプライアンスやセキュリティの面から考えても、正規のCADソフトや互換ソフトウェアをいかに効率よく低コストで活用するかが肝心です。AUTO CADと互換ソフトウェアの併用方法にも、今後ますますアイディアが広がってくる見込みがあるでしょう。